簡単な内装DIYで気分を変える!壁紙リメイクのミニ知識をご紹介します
壁紙リメイクで必要な道具や素材、これらはすべてホームセンターで入手することが可能です。紹介するなかでももっとも簡易的な壁紙リメイクは、単にのりを活用した壁紙の張替えで、初心者でも難しい方法を学ぶ必要もありません。工務店を活用すると、12平米のお部屋でも約5万円の費用を支払わないといけませんが、個人でDIYをすれば5000円程度で完成です。壁紙リメイクは決して難しくはないので、率先して実施することです。
手軽な壁紙リメイクにおすすめのアイテム
手軽に壁紙リメイクをするならいくつかの方法が選べますが、貼り付けるタイプであれば100円ショップで販売されているリメイクシートを購入する方法がコストパフォーマンスにも優れている方法です。お店によって販売されているリメイクシートは異なりますが、複数の色合いの木目調のタイプがあれば、タイル風やレンガ風、石材風なども探すことができ、中には金属風など珍しい商品も探せます。全てが税込み110円になりますが、壁紙リメイクで利用する際には、購入前に貼り付ける面の面積を計測した上で、必要枚数を購入することが当然ながら必要です。もしも30㎝角のリリメイクシートで半分の15センチの幅をボーダーのように貼る方法であれば、購入枚数も減ることになり、作業性も抜群です。100円ショップで販売されているリメイクシートは裏側に粘着面があるので別途糊を購入する必要性もなく、カッターと定規などがあれば特別な技術も不要なので非常に手軽ではないでしょうか。
リメイクシートを使った壁紙リメイクのコツ
室内をよりお洒落な雰囲気にしたいので、壁紙リメイクシートを使ってみたいけれど初めてなので上手くできるかどうか心配だという人もいるのではないでしょうか。シール状のリメイク用シートは、施工したいところにサイズを合わせて貼り付けていくだけなので初心者でも簡単に壁紙リメイクをすることが出来るという便利なアイテムです。とはいえ仕上がりを左右するポイントもあるので、コツを押さえて壁紙リメイクをすることをおすすめします。リメイクシートを壁に綺麗に貼るためには、気泡が入らないようにすることが大切です。シートの下に空気が入ったままだと一部分だけ浮いているように見え、仕上がりが美しくありません。スキージーを使用するなどして均一に密着させるようにします。また柄ものの壁紙リメイク用シートを複数並べて使用するときには、継ぎ目が目立たないように柄を合わせることもポイントです。柄がズレてしまうと安っぽく見えてしまうため注意します。
壁紙リメイクに使ったシートを綺麗に剥がすには
裏がシール状になっている壁紙リメイクシートを貼って部屋の印象を変えてみたいけれど、イメージと違った仕上がりになってしまったり飽きてしまったりしたときが心配だという人もいるのではないでしょうか。壁紙リメイク用のシールは一般的に一度貼っても剥がすことができるものが多いです。しかし製品によって粘着力に違いがあり、比較的剥がしやすいものとそうでないものがあります。一度貼り付けた壁紙リメイクシートを、跡が残らないようにできるだけ奇麗に剥がすには一般的に温めると良いといわれています。もし剥がしにくいようならば、ドライヤーの温風を吹きかけて温めてから試してみると簡単に取り除くことが出来る場合があるので試してみるのがおすすめです。とはいえ後に剥がさなくてはならないことが予想されるならば、最初から弱粘着タイプの製品を使って壁紙リメイクをすることをおすすめします。原状回復が必要な賃貸物件の場合も慎重におこなう方が安心です。
壁紙リメイクに使う壁紙シールのサイズ
自分で壁紙シールを使って壁紙リメイクをして見たいと思っている人もいるのではないでしょうか。簡単に使える壁紙シールはホームセンターや通販ショップ、100円ショップなどでも様々な種類のものが売っているので、気軽に自分好みのものを見つけて買うことができるはずです。柄や色などの種類も多くありますが、壁紙リメイク用のシールはサイズもそれぞれの製品によって異なることがあるので貼る面の大きさに合ったものを選ぶのがおすすめです。100円ショップで売られているような、価格が安いものの場合には小さめとなっている傾向があるので広い面に貼るとなると何枚も使用する必要が出てきます。ホームセンターやインテリア用品店などではもっと大きなものが手に入ることがあります。店によっては壁紙リメイク用のシートの測り売りしていることもあるので、もし一般的な製品の中に欲しいサイズのものがないといった場合には大きさを指定して購入できる店を利用するのも1つの方法です。
賃貸物件で壁紙リメイクをするには
賃貸物件にお住いの方は、原状回復の問題が出てくるので勝手に室内をリフォームすることができません。ところがおしゃれな雰囲気の室内空間を作り上げたいと希望する方の中には壁紙リメイクを行って、室内空間のイメージを大きく変えることを検討する方もいます。この場合は賃貸物件でも問題なく壁紙リメイクを行う方法はあり、ECサイトから貼って剥がせるタイプの壁紙を購入し、同時にスキージーも入手することで問題はありません。貼って剥がせる壁紙の中には最初から賃貸でも可能と説明に書いている商品も非常に多いので、退去する際に剥がしておくだけで問題になることは一切なくなります。壁紙リメイクには賃貸には貼って剥がせるタイプは非常に向いていますが、実際には他のメリットも感じることができます。このタイプの壁紙は貼り直しを可能としている商品が多いので、途中で気泡が抜け無くなったり、曲がったりしたとしても貼り直しできることから失敗しないことも魅力ではないでしょうか。
壁紙リメイクシートが剥がれてくるときには
壁紙リメイクシートを貼った後に、縁や角の部分から剥がれてくる可能性はあります。糊を刷毛で塗って貼り付けるタイプであればこのような問題は起きませんが、粘着シート式の場合は粘着力が弱いことで剥離する現象は起きやすくなります。もしも壁紙リメイクで後から剥がれるようであれば、2つの方法から選べます。持ち家の自宅で施工するような方は、木工用の接着剤を購入して指で薄く剥がれてくる部分に塗ってから固定をする方法で簡単に直せます。賃貸物件や、自宅でも直接に接着剤を壁の下地に塗ることを躊躇してしまうようであれば、最初に剥がれる箇所の下地に粘着力が高めなマスキングテープを貼っておき、その面に木工用の接着剤を同じように薄く塗る方法で対処できます。他の手段の中にはスプレー式の糊を隙間から噴射させて圧着する方法などもあり、壁面の上の部分からの剥がれの場合では空気が下側まで入り込んでしまう可能性があるために、薄手の両面テープを活用する方法も効果的で簡単です。
花柄に壁紙リメイクするなら継ぎ目に気を付ける
ホームセンターや大手ECサイトなどを利用して壁紙を購入して壁紙リメイクをするような際には、横幅は規定された幅になることから通常では壁のサイズを計測して必要とするメートル数を購入するものです。一方で花柄の壁紙を購入するような方は、横方向への合わせの位置で柄を一致させる必要性があるので、購入するメートル数は施工する面積による違いはあるものの、2メートル以上は多めに購入をした方が賢明です。継ぎ目を綺麗にする壁紙リメイクの方法は、最初に端の部分に普通に壁紙を貼ったとして、2枚目以降は合わせの部分を最低でも1センチは作り、柄の位置を合わせる方法になります。重ね合う部分は2枚目を貼った段階で定規とカッターで中央付近を上から下へと切り込みを入れて、切断された壁紙を除去した後に、専用の小さなローラーで継ぎ目をならす方法であれば簡単に綺麗に貼ることを可能にします。花柄の場合は選ぶシートによる違いはありますが、2枚目以降は位置を合わせるためにカットをして捨てなければならない部分が出てくることは仕方がないので、多めに購入することは必須です。
一般家庭の和室で壁紙リメイクをする方法
自宅の和室の壁紙リメイクを行うには、いくつかの方法に分かれますが、元々の壁材により違いは出てきます。和風柄の普通のクロスを貼っている場合では、古いクロスを剥がして新しく張り替えをすることで済ませられますが、ザラザラとした壁材の場合では、表面を研磨しないとクロスは貼れないので、手軽に壁紙リメイクをするには水性塗料をローラーと刷毛で塗る方法が簡単です。選ぶ塗料はホームセンターによる違いはありますが、落ち着いた雰囲気の室内用塗料などがあるので、和室の雰囲気を壊さずに新しさを感じるカラーを選べば上手く壁紙リメイクを行えます。他の方法では漆喰を購入して塗る方法もあり、現在では混ぜ合わせ不要で容器を開ければそのままコテや手で直接に塗ることができる手軽な漆喰が販売されているので、扱いやすさも抜群です。このタイプの漆喰は薄く塗るということが必須になり、厚みを持たせてしまうと剥がれて部分的に落下する可能性があるので注意は必要です。
インダストリアル風壁紙リメイクのコツ
日本の住宅の一室を、外国の古びた倉庫や工場を思わせるようなインテリアにしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。そういった場合には、壁紙リメイクシートを使用すると手軽にインダストリアル風の内装に近づけられるのでおすすめです。無骨で工業的な雰囲気に壁紙リメイクをするなら、コンクリート調のリメイクシートを使うのも1つの方法です。コンクリート打ちっ放しの壁はクールな雰囲気があり、都会的な印象を与える一方で無骨さも感じられます。他にもインダストリアル風の内装を目指すなら、レンガ調の壁紙リメイクシートを使うのもおすすめです。リアルな見た目のレンガ調の壁にすることができ、古い時代に建てられた海外の倉庫のような雰囲気を演出することができます。レンガ風の壁紙は、壁の一部に部分的に取り入れるのも良いかもしれません。コンクリートもレンガも本物を使うのは大変ですが、リメイクシートならシールを貼るようにして簡単に壁紙リメイクできます。
製品によって異なる壁紙リメイクシートの粘着力
部屋の壁に貼って使用する壁紙リメイクシートに対して、時間が経つとだんだんと取れてきてしまうというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。簡単にDIYで壁紙を変えることができる壁紙リメイクシートは、それぞれの製品によって粘着力が異なっています。そしてもともとの壁に使われている素材と使用するリメイクシートのタイプの組み合わせによっては、剥がれやすくなることもあるのが特徴です。一般的に大きく分けて弱粘着タイプと強粘着タイプの壁紙リメイク用シールがあり、一度貼っても後から剥がして貼り直すことが出来るとされているものは粘着力が弱いタイプです。このタイプは強力に粘着するものより壁紙を傷めにくいというメリットがありますが、自然に剥がれてくることもあります。強粘着タイプの壁紙リメイクシールは基本的に一度貼ったらずっとそのまま使用することを想定して作られているもので、持ち家で使用するのに向いています。
壁紙リメイクでフレンチカントリー風にするには
フランスの郊外に建てられた田舎の家のような風情のあるインテリアに憧れがあるという人もいるのではないでしょうか。自宅をフレンチカントリー風の内装にしたい場合には、それらしい壁紙シールを使用して壁紙リメイクをするのがおすすめです。ゆったりと穏やかに時間が流れているようなフレンチカントリー風インテリアは白を基調とする場合が多いので、基本的に壁紙も白い色をしたものを選ぶことをおすすめします。白い無地の壁紙リメイクシートも良いですが、よりナチュラルで田舎風の印象になる白い塗装をした板壁風の壁紙シールを用いても良いかもしれません。これらの壁紙はシンプルですが、ロマンチックな雰囲気のあるアンティークのフレンチ風家具を引き立ててくれるというメリットがあります。また部分的に白や淡い色合いのタイル柄や、模様の入ったリメイクシートを使って壁紙リメイクしてもお洒落な田舎調な内装にすることが出来る可能性がありおすすめです。
仕上がり良く壁紙リメイクをする方法
壁紙リメイクを自分でしたいけれど、これまでやったことがないと仕上がり良くキレイに貼ることが出来るかどうか心配になる人は多いのではないでしょうか。DIY向けのシールタイプのものを使って壁紙リメイクをする時には、気泡が入らないようにしっかりと貼り付けることが仕上がりを良くするためのポイントの1つです。そのためには、壁紙リメイクシートの端から順に貼るようにすることをお勧めします。またスキージーを用いるとキレイに貼ることが可能になりますが、表面に傷を付けてしまわないようにスキージーはフェルト付きのものを使用するのもポイントです。それから柄入りの壁紙シートを使って壁紙リメイクをする時には、柄の方向を確認して見た目よく配置することも大切になります。例えば縦にラインが入っているデザインの場合、一般的に床に対して垂直になるように貼るとキレイに見えますが、斜めになっていると後々気になってしまうことが考えられます。
カフェ風インテリアにするための壁紙リメイク
壁紙リメイクをして、部屋をお洒落なカフェ風にしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。壁紙は部屋の印象を大きく変えることが出来るアイテムなので、カフェのようなお洒落な雰囲気を演出したいときに壁紙にこだわることはおすすめです。カフェ風にするならば、一般的な住宅ではあまり使われていないようなデザインの壁紙リメイクシートを使うと良いかもしれません。一般的な日本の現代の洋室では凹凸のある白系の壁紙が使われていることが多いので、白一色であっても凹凸のない壁紙にしたり、白以外の色合いのものを使ったりするのも1つのアイディアです。色付きのものの一例にはブルーグレーが挙げられますが、この色ならお洒落な雰囲気になる可能性があります。また石積み風のデザインや、ヘリンボーンの木目調デザインの壁紙シールを使って壁紙リメイクしてもカフェのような雰囲気を出せることがありますが、他の家具との組み合わせも考えて選ぶのがおすすめです。
壁紙リメイクシートは部分的に使うのもあり
シールのように気軽に貼ることができる壁紙リメイクシートを使って、部屋をよりお洒落な雰囲気にしたり今ある壁紙の汚れを隠したりしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。様々なデザインや色のものが揃っている壁紙リメイクシートは、そのようなシーンに役立つアイテムです。一面を覆うように使用するのも良いですが、一部にだけ部分的に使用するという方法もあります。例えば低い位置にだけ貼るのも1つのアイディアです。もともとある白い壁の床に接するところに、横向きにレンガデザインの壁紙リメイクシートを貼っていきます。こうすることによって、メリハリのある印象的なものにすることができます。また腰の位置から床までの高さに、板張り風の木目調の壁紙リメイクシートを貼るのも良いかもしれません。海外の住宅のような腰壁風の仕上がりになります。このような低い位置は、汚れたり傷が付いたりすることも多いものですが、リメイクシートで隠す効果も得られます。